ダム活イベントでサイクリングガイドをやりました

ダム活ってなんやねん、ネーミング安易すぎませんか?なんて思うわけですが(おい)、『地域に開かれたダム』を目指して活用して、、みたいなものを目指す活動のようです。

それ自体は良いことですね。思想が偏った人は単純に「ダムなんて無駄だ!」なんて言うわけですが、実際この降雨量が多く台風がひっきりなしなエリアに住んでいると、その存在意義の大きさを感じるわけです。とはいえ、「大雨が来たらここは水に沈む」というエリアに住まなければ良いし、それで田畑や道に被害があったらちゃんと公共事業で補填すればいい(結果安上がりなんじゃ?)なんて思ったりもします。
もちろん、治水だけじゃなく利水というのもあるので、単純には答えが出ないオハナシであります。

まぁなんというか、「せっかく存在する巨大建造物だし、どんな働きがあるのかを学んだりするのは興味深い」というのが個人的な意見です。ブラタモリとかめちゃくちゃ好きです。テレビ繋いでないからずいぶん見てないけど。まだやってんのかな。

ものの理(ことわり)に興味を持ってあれこれ学ぶのはなんと楽しいことでしょうか。ただ野鳥を観察するだけでも楽しい、地層がむき出しになっている場所であれこれ観察して思いにふけるのも楽しい。世の中おもろいことばっかりやんけ!みたいな感じです。

ダムサイクリングガイドの話はこちら、ガイド業のブログでも読んでくださいませ。

ガイド業ブログに書けばよかったものの、さくっと書き終わったあとで思い出したエピソードをこちらで追記。

今回は午前と午後で2便のガイドを行ったわけですが(ここに至るに紆余曲折ありましたが)、午前の参加者さんに元気なおばちゃん(とかいうと恩師の一人なので怒られそうですが笑)がいたわけです。最初から「E-BIKEじゃないと参加しません!」と盛大に宣言してエントリーしてました。あの人らしいわ、、笑

で、その人が午前を走り終えたあとに「楽しかった~」「電動アシストあったし楽だった!」とか散々そのへんでしゃべりまくってて、それを見た「自転車興味ないけど、、」なカップルさんが午後の部に飛び入りで参加してくれました。「なんか午前の参加者さんが楽しそうだったので」と。嬉しいもんですね、こういうのは。

自転車でオフロードを走るのは超楽しいわけですが、楽しいことだけじゃないです。いち個人、ソロで走るとなると特にちゃんと自己完結してないと大変な事態を招くことにもなりかねません。しっかりスキルを身につけることが大事です、楽しむためには。

しかし、今回はイベントで私と仲間がガイドとサポートスタッフとしてついてます。最後尾には回収車両まで付いてきます。素晴らしい環境です。「20数年ぶりに自転車乗るけん、楽しみ!」なんてマダムもおられまして、しっかり楽しんでもらいました。

侘び寂びな感じはありますが、ダムの裏にちょっと昔まであった集落(小学校もあった)の話とか、地域に伝わる昔話だとか、そういう話をあれこれして(もちろんそのための森林管理署の職員さんもおられました)掘り下げる面白さもアピールできたような、、とか思ってます。

がっつり走る人には物足りないイベントですが、こういうのもアリよねぇ、、なんて思ったり。
ただ、こういうものには行政やらのサポートが重要になってきます。今後こういうイベントをやるには、ただの個人事業主でやれるもんじゃないです(今回、参加費無料です)。
行政や団体の方は、そのへん「ただイベントが過ぎ去っていった」で終わらせてほしくないもんです。価値のあることに投資と支援を。

正直、期待はしてませんが。
それでも、読んだ中に少しは何か思ってくれる人がちょっとでも居てくれれば、、というとで。

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