電動剪定ハサミは素晴らしい

3.5

Amazonその他で売っている、Eliklivというメーカーの充電式剪定ばさみ(つまり電動剪定ハサミ)を買ってみました。
庭木の剪定にも使えるし、山仕事の枝打ち作業にも使ってます(いろいろコツあります)。

作業性と安全性の向上に貢献してくれているので、一応紹介。

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さて、あれこれ語っていきましょうか笑

まずは経緯。今年から、ガイド仕事が無いときは山仕事させてもらってます。秋から枝打ち作業が続くということになり、しばらくは手ノコであれこれやっていたんですが、腕が疲れるのと、切り粉が目に入るのがつらいんですよね。ハサミでも多少は切り粉?出ますが。
そこで、スパッと切ったら疲れないし目にもいいのでは?と思って、こやつに白羽の矢を立てたわけです。

購入の条件としては、以下の4つ。

  1. お値段(プロユースを買うほど投資できん)
  2. 切断径が大きいこと
  3. マキタバッテリーが使えること
  4. 替え刃の販売があること

そんなわけで、この製品となりました。
結論だけ言うと、「手ノコだけの作業には戻れん!!」というところです。
もちろん、筋トレ兼ねて作業やりたいなら手ノコ一択です。今は作業≒筋トレの図式がなくなったので、その代わりにランとか持久系運動してます。

注意点いろいろ

刃を当てる角度によって1cm近く枝が残る

これは、製品の刃がついている元の頭が大きいので、どうしてもついてまわります。手ノコほど幹の際を狙えません。だから駄目かというと、「切る」ということそのものにかける時間が短いので(一発で切れたらですが)、2度3度と削るように切って短くすればOKです。

太い(または重い)枝はどうするのか

40mm切れると謳っていても、実際はそこまではいけないことが多いです。でも「思ったよりいけるな」と感じるはずです。まずは「ちゃんと刃の根本で切る」ことですね。じゃないとモーターが負けます。プロユースの製品なら違うかもしれませんが。あと、刃自体は片方しか動かないので、そこらへんを考えて角度変えつつ何度か刃を入れて切る感じですね。スパッと切れない場合は反動あったりするので、押さえる歳に手首の負担が少しだけあります。当然ですが、明らかに太い枝はさっさと手ノコで切りましょう。

そもそもヒノキとか芯硬いのにいけるの?

これが意外といけて、芯に達する頃には刃がそこそこ閉じる状態なので、大丈夫です。外側の柔らかい部分をうまく意識して切ってみれば、分かってきます。何事もコツがあるってわけです。

指を切断しないように注意

とにかくこれですね。バッテリー交換のときとかはちゃんと電源切ってやる。持ち替えるときはトリガーから指を外す。これくらいは徹底してないと、一発アウトです。林業ユースの場合、庭師の方と違って枝を手に持って細かくするような作業はないので、この点はそこまで心配ないですが。

自分が工夫している点いろいろ

マキタ純正バッテリーとバッテリーアダプターを使う

写真にあるとおり、マキタのバッテリーをアダプター経由で使ってます。
作業中に樹上(ハシゴ上)でバッテリー切れると、交換作業をハシゴの上でやるのは危ないので避けたいです。
なので、容量6Ahのマキタ純正バッテリーを使いたいんですが、重いです。
そこでアダプター経由にすることで、重さを軽減しています。手疲れるんで、必須でしょう。2Ahくらいのバッテリーなら特に問題ないですが。
品質高めな互換バッテリーなら使ってもいいと思いますが(安いのはほんと怖い)、たまたま?持っているのでマキタ純正バッテリーです。
あ、この製品についてきたバッテリーはあまり信用していないので、サブ運用です。充電中は不在にしないなど、無駄に気を遣ってます笑(火事だけは嫌だ)

バッテリーアダプターのコードが邪魔

バッテリーアダプター使って運用することで、重さは軽減されます。が、コードが超邪魔です。
また、木の幹を抱きかかえつつ左右の持ち替えができません(これがつらいけどがんばってます)。
コードが邪魔であちこち引っかかると作業のじゃまだし危ないので、腰から背中~肩を経由してたすき掛けにするようにしてます。
具体的には、いつも着ている空冷服の左肩に、マジックで開閉?できるコードホルダーみたいなのを縫い付けました。
左腰にバッテリー、背中~左肩を経由するコード、胸~腹を経由して右腰のホルダーに本体。という感じです。
作業中邪魔なのは当然ですが、移動中にコードが絡んで転倒とかかなり危険なので。
間違ってコードを切ったりもしなくなるので、おすすめです。

 

ハサミはこんなところも良い!

移動中に邪魔な枝とか出てきたら、ノコだと空中で刃から逃げるものは切れません。のこぎりは固定されているものを切るものですね。
ナタを振り回すのも危ない。重いから、それだけのために持ちたくないし。
そこでハサミは超優秀ですね。電源入れてスタンバイ状態で移動していれば、さくっと取り出して切れます。

 

結論

電動剪定ハサミは超おすすめです。使い方間違えると危険アイテムですが、ちゃんと理解して使えば便利です。
私が造園業や林業枝打ち専門なら、プロユースのいいやつ買いたいくらいですね。

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