初心者向けMTBスクール＆ライドを行いました

なんでまたサイクリスト人口が少ないのにインストラクターの資格を取得したかというと、そりゃまあ「仲間増やせば良いことあるはず」ということに限ります。
ビギナーがなんとなく初めて怪我してやめていく、これほどもったいない事はありません。とんちんかんな事ばっかり教えるベテランさんに教わって走ってたら怪我をした、とか。そういうのけっこうあるあるですよね。ロードバイクだと特に何も考えずに「ただ走る」ことができるので、そういう”自称インストラクターさん”いっぱいいますよね。
自転車は安全に走ることができて、はじめて楽しさを味わえるというものです。マウンテンバイクは特に、ライディングスキルを含む各種スキルが身につけば付くほど、安全になり楽しくなります。ロードバイクのように、「公道で車の運転手に命を預けている状態」とはちょっと違います。

MTBというものは、野山で遊ぶものです。山の中とか。
もちろん、街中でも「どこでも遊び場になる」という面も強いですが、街中では人に迷惑をかけることもありますし、なにより自然の中で遊ぶのが一番の魅力といってもいいのです。
サイクリングガイドとして、サイクリストとして、外遊びの人として、マウンテンバイカーとして、元クロカンライダーとして、という感じのいろんな視点でのレクチャーが可能なのであります。いちおう、そのへんが売りです。

ただライディングスキルを身につけられたらそれでOKではなく、野山での安全な箇所（もちろん危険箇所も）の見つけ方などももちろん含まれます。
そこまでやれるインストラクターはあんまいないんじゃないか？と勝手に自負しております。

で、今回しっかりお代を頂いてのスクーリングです。
最初なので一つをひたすら掘り下げるということはあまりやらず、「あとで思い出せるように一通り伝えて、その後は実践で楽しみながら体感してもらう」という感じです。
地元の初心者でも安全に走れるトレイルとかも、案内しておかないとつまんないですので。だって「（地味な）練習ばっかやっててくれ」って言われても、嫌でしょう。

そんなわけで、平地で基本的なポジションやターンや障害物の越え方など、トレイルを走るのに求められる要素を一通りやって、ランチの後にトレイルへという感じでした。

楽しく走っちゃったので、山の中での写真はありませんが、、笑