近隣エリアの素晴らしいトレイルを整備する

長いトレイルというものはとても貴重で、舗装路でアプローチできれば体力をセーブできてなおさら良いわけで、、。
そんなトレイルがあるんですよ、がんばれば自走で行き帰りできるくらいの距離に。

しかし、そこはMTBerからするとただの楽しいトレイルでも、小さな神社の参道でもあります。
参道ということは、信仰心のある方が思いを持って歩いている道でもあります。いろいろセンシティブな問題を内包しています。

MTB(トレラン含む)におけるトレイル問題のいつもきっかけとなるのは接触事故や接触未遂、そしてやはり「(どちらかの)人が多い」ことがそもそもの要因です。
MTBもトレランも新参者です。そして、登山(含む信仰による登山)はその道を切り拓くきっかけとなった先駆者です。

登山もトレランもMTBもやる身としては、それぞれの立場の気持ちが分かるわけで、問題になるだろうというのは理解できます。
路上におけるクルマ(ドライバー)と自転車の問題と基本的には同じです。

堅苦しい話ですが、MTBが自由に走るためには制限がもちろんあります。自由とルールはセット。好き勝手やっていると自分の首を絞めるだけなので、当然のことです。
幸いにも、日本の地方においては山に人が入らないことによる問題がいろいろ出てきています。道そのものがなくなる、獣害が広がっている、山が荒れる、などいろいろあります。
私が望むことは、MTBで遊ぶことが地域に大してちょっとした貢献ができることを証明することです。
変に義務ばかりじゃつまらないし、つまらないならMTBやる意味はないので。あくまでも、楽しんであれこれやることが貢献に繋がる、という流れを作りたい。
ヨソでどうだかは知らないですけど。

「MTBの人が山で遊んでくれるから、道が良くなった」
ということになれば、、と。

そんなわけで、長く面倒くさい前置きはここまでで、、。

そんなステキなトレイルの麓の集落で先日ちょっと地元の人とトークを繰り広げた結果、その一週間後になんと年に1度の山道整備があると教えてもらいました。
これは参加するしかない!まずは「顔だけでも覚えていって~」な状態です笑

ちょいと仲間に呼びかけ、2人の勇者が参加してくれました。
地元のおっちゃんたちによる草刈り部隊と、刈った草を除去したり落ちた枝を除去する役割(我チーム)という感じで2kmほどトレイルを登って帰ってくるという感じで。

は~たらけはたらけ~~い!!!笑

地元の人たちには歓迎ムードで迎えてもらって、ありがたい限りです。
最悪のパターンとしては「自転車で走るなんてとんでもない!」ということもあったわけですが、そこは私の肌感覚で大丈夫だろうと感じて、、てわけで大丈夫でした。

四国の端の端ですし、所詮大してMTBerがやってくるわけではないことは承知です。
なので、そこまで問題も起きないだろうし、走る人は顔が分かる程度です。
が、なにかあったら即アウトというのがこの世界のあるあるなわけで、慎重にやる必要があります。

作業後に「来年も手伝ってや~!」という声をかけてもらったので、常識のない変な人がなんかやらかさない限りは問題ないでしょう。
この道は普通に登山しても楽しいので、いろんな人に使ってもらいたいものです。

地元の方はそろって「若いもんがおらん、、」と言っております、年に一度で2時間程度ですが、整備に参加したい方は私まで連絡どうぞ~。地元の人の昔話はおもろいですよ

MTBerな皆さんにおかれましては、前方注意で思う存分走ってもらいたいところです。
走らないと雑草だの雑木だのばんばん生えてくるので、、笑

地元の皆さん、MTBerなお二人、ありがとうございました~。
ぜひライドしましょう~

んで、帰りは県境付近にあるロードサイドの隠れた?名店「樹里」へ。
なんと、店主のおっちゃんが引退して農業に鞍替えし、別の方があとを継いでおりました。

メニューは減ったものの、唐揚げ定食は健在でした。続いていってほしいものです。

唐揚げ定食900yen

というわけで、労働後のメシは美味い!!!!

このトレイルへのアプローチ道路が工事中なので年明けからになるが、ガッツリとライドしたいぜ!!!!

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