安心感で金太郎飴量産「隣がやるなら!ウチも!」

どんだけヨーダ好きやねん、、ちうか写真ないダベリ記事は困るな。
日本全国、地方というものは、、全部同じようなものだ。

これでも一応、日本全国ちょっと見て回ったことがある

過去に自転車日本一周した時も思った、「日本全国、街は景色がほぼ同じだな、、つまんね」みたいなもんで。そういう経験があるせいで、余計に「地域によって違う自然」っちうものに魅力を感じるようになったんかもしれんね。自然環境の違いによる、住居や町並みのちょっとした差とかは面白かったけど。
街もコンセプトがはっきりしている(特定の時代の建物を残すとか)ところは個性があって、通過するだけでも楽しかった記憶が強烈にある。

でも、ほぼ「廃れた旧市街地」「郊外のロードサイドにチェーン店」「中心部ハズレに箱モノ」という黄金パターンで成り立っている。どこもかしこも同じ。

地元で思う金太郎飴感

去年、高知県内のとある自治体がやっている「産業祭」というものを見てきた。
これで「産業祭」と名のつくものは4箇所見たっけな?

総合的な感想
・うちの地元と同じやね

以上!
細かいサブイベントは見てないけども。

・ポテト、ベビーカステラ、イカ焼き、大判焼き(今川焼き)、型抜き、くじ引き、とかの出店
・地元飲食店の出店
・お役所関連、商工会のブース(なんか並べてるだけ)
・フィナーレは餅投げ(地方によって変わる?)

という季節問わずどの地方でもやっている「お祭り」のそのまんまなヤツ。完全にマニュアル化されているヨーダぜ!

「産業祭」というからにはなにかそれっぽいものがあるかと思いきや、そこは屋内なので面倒くさくて行かなかった。どこのもこのパターンで、ただ出店者集めてブース出させているだけ。

マンネリもいいところだし、みんなそう言っているけど行けば人が大勢集まってワイワイやってるし、知り合いが出店してがんばってるるし、ステージでは知り合いの子供が踊っていたりとかだし「とりあえず行く」理由はいくらでもある感じ。なんなら出店を手伝ったりも。

イベントだけじゃない金太郎飴

ゆるキャラ、ご当地アイドル、どこかで見たことあるようなドローンで撮影したPR映像、なんでもかんでも右にならえ。「ヨソがやってるからウチもやらんと!!」で視察団が楽しく旅行して資料だけもらって劣化コピーを繰り返し、金太郎飴の大量生産が行われる。簡単にマニュアルに従えばマネできる上っ面だけのイベントや施策がどんどんコピーされる。

こういうコト書くと「みんながんばってやってるんだからそんな事言うな」となるんだろうが、、。俺そんな空気読んだりしないからなー。人とおんなじ努力しても人とおんなじにしかならんし、努力の方向性や目指すとこを間違えてたら無駄でしか無い。
けど、そう言ってくる人も飲み屋トークではみんな「飽きた」「マンネリ」と言ってるわけでして。もう建前はどうでもええです。
でもやめられない(やめればいいのに)から続けるけど、マンネリ期に入ると出店者はともかく主催者側はもう「続けることの義務感」しかないから「去年の再現」を繰り返す。

こうやって、新しいアイデアも出てこないただ続けるだけの伝統行事になるわけかー。
隣の山田さんがテレビ新しくしたからうちも買おうみたいな、そんなんどうでもいいと思うけどね。
とはいえ、行けば食い物は美味いし(代わり映えはしないが)ひさしぶりに会う人もいるし、まぁそれでいいのか。

それでいいのか?

同じこと繰り返してていいのか?

例えばですよ。あなたが高知県民だったとして、秋田県仙北市のPR映像見たことありますか?ご当地アイドル知ってますか?ご当地グルメ知ってますか?現地の産業祭(的なもの)行ってみたいですか? ※そのようなものが仙北市にあるかどうかは知りません、例え話です。

他地域に向けたPR関係のあれこれ、地元の人と「アピールしてまわっている各地の人」しか知らないですよ。よほどバズったもの以外は。 「アピールしてまわっている各地の人」これつまり行政の職員とか観光協会の職員さんです。地方議員さんもか。このへんの人らの閉じた中で 認知度だけ上がってもしょうがないし、地元民向け地元PR映像とか金の無駄。作ってるのは地元以外の人ばっかだろうし(嗚呼、地元の金が外に消えていく)。

意味のあることやっちくり。

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