はい、何年前だったか覚えていないが、登山用品調べている時に初めて知ったパックラフト。それはもう、ずーーーーーっとやりたくて仕方なかった遊び。単体でのカヤックとかは「面白いだろうけど自己完結してない系はちょっとなぁ、、」な感じでちょっと避けていた。
が、パックラフトとなると話は別だ。
自宅発、自宅着。が普通にできる、自己完結の美だ!
そうだ、趣味というものはそうでなければならない!(もちろん、そうじゃなくても全然問題ないけど、個人的な気概としてね)
自転車やり始めた頃に、自転車の台数や値段を自慢する人にけっこう遭遇したということもあり、そういうものがあんま好きじゃない。つまんねえよ。オールドMTBコレクターとかはなんとなく気持ちもわかるが、金があるなら可能性を拡張する、遊びを増やす、増やすことは他のことを止めるわけではなくて繋げて一緒くたにして遊ぶ。そう使いたい。
自転車→登山・キャンプ→ランときてパックラフト。なにをやりたいかは決まっている。
そう、「全部一気にやる」んです!笑
ロードバイクいっぱいもってても仕方ねえし、
マウンテンバイクはHTとフルサスあるし、SLATEもあるし、登山用品もキャンプ用品もあるし、全部つなげるためのアイテムがあれば楽しんんじゃねえの、というわけです。完全にこじつけです。
ついにオケラ(GRYLLOTALPA)は水上を選択肢に入れたのだ。川限定だし、初心者だから難しいとこは行けないけども。
さて、今日は水曜日。いつものYSKとMTBで、、って実はYSKはもともとカヤックとかサーフィンとか水の上で遊ぶ趣味がメインなのだ。これは彼にとってのMTBが私にとってのカヤック(パックラフトはなんて言えばいいんだ?)なのだ。
ちうわけで、今日は操舵を教えてもらうソウダ。
いざ、四万十川へ
そう、四万十川まで自宅から12km。さてどこにMTBをデポって、どこからスタートしようか。今日は夕方から雨予報だからけっこう遊べるぜえ。
MTBをデポってクルマで上流へ。行けば欲も出て12km川上からスタート。スタート地点から雨がポツポツ、最近天気予報あたんねえなあ。
いや~~~、水面からの眺めは新鮮だわ!!!
まずは操舵を覚えるソウダ。もういいかこれ。
初見の感想「クルクル回るばっかで進まんなぁ、12kmもいけんのかよ~」
数分後「あ~、分かった。余裕余裕!なるほど~」
な感じ。こんだけ湖みたいな川だと転覆することもまず無いな、安定感すごいぜ。上流域~中流域だとだいぶ違うだろうけど。まぁほぼ下流域だからな。
まず最初の瀬(でいいのか?用語が分からん笑)へ近づく。次第に川の流れが速くなって吸い込まれていく感じ、ゾクゾクする。突入したら暴れるのが楽しくて、MTBのような感じ。いいようにグルグル回される笑(もちろんそれ以降はちゃんと操舵して回避)
いや~これはMTBerならハマるわ。ちょっとしたトレイルを下り始める時とか、ドロップオフに突入するような感覚。楽しいぞこれは!!
さらに、冬だし雨だしで「転覆したら冷えてヤバい」という縛り?つきだぜ。
川からの眺めを楽しむ
そういえば、子供の頃(小学校高学年?中学生?)は台風通過後何日か経過した地元の川で、流木や竹にまたがって川下りして遊んでいた。あの時は普段泳がないエリアまで下っていくのがワクワクでたまらんかったな。
そんなこと思い出しつつ、川面からの沈下橋やいろんな景色を満喫する。なにせ、ボーーーーっとしてても自転車と違ってコケない。これはすごいことだ。まぁ流れがゆったりすぎて全然進まんけども。
沈下橋の下をくぐるのも四国の川ならではの?アトラクションかもしれんね。
雨のせいで青空は無いが、山の景色はどうよ。
そして、何度かの瀬を越え、進まない流れに必至にパドリングしたりして、ゴール地点へ。
パックラフトどうよ
個人的にはやっぱり「可能性を拡張する存在」としてのパックラフトは大きな意味があります。もちろん、人によってはレンタルとかして年に1回遊ぶ程度がいいでしょう。やれる環境があるかどうかってのが重要ですし。その環境じゃない人は買っても物欲を満たすだけで終わるでしょう、強烈にハマったらガンガン遊びに行くでしょうけど。
今の私にとっては最高のアイテムです。遊びが広がるゥ!
「そのままSUMMIT to SEAだ!!」なんてのもいつか技術身に付けてやってみたいもんだな。
買ってから数週間(ずっと我慢してた)、「あの川はいけそうじゃねえか」とか考えて妄想しまくるのが楽しいのなんのってねぇ、、やばいぜこれは。マウンテンバイカーよ、集まれ!笑
なんといっても冬で雨で、、という状況でこんだけ楽しめたという事実よ。
YSKが地元にいてくれてよかったぜ!
さーーーーて、ビールビール!!!!
もちろん、最後はMTBでクルマまで戻りました。
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